就職氷河期って何だったんだろう

   

就職氷河期

「就職氷河期」と言われていた時代に就職活動をしていました。

ただ、その時期のことを思い出すと、周りみんなが就職に苦労していたから

自分がそんな大変な時代に就職活動をしているという意識はありませんでした。

最近ニュースなどで会社などにその世代(30代後半~40代前半)の人数が少なく

50代、20代が多いいびつな年齢構成になっているというのを聞いてやっと

自分たちの世代は厳しかったんだなとわかりました。

 

当時、嫁の友人に東京の優秀な大学に行った子がいたのですが、

そんな優秀な大学出身でも女子は就職がとても大変という話でした。

そして優秀な大学に行った友人はどこにも就職せずに地元に戻ってきてフリーターになりました。

友人は「優秀な大学に行ったからって希望の会社に入ることができるとは限らない」

「希望の会社にも入れず、他に受けた会社からも不採用通知がきて自殺した同級生がいる」

と話していました。

「いい大学に進めばいい会社に入ることができる」という話がまだ残っている時代でした。

あきらめが肝心だった

当時はこんな状況がこれからもずっと続くと思っていました。

就職に関しては期待はせず、あきらめが肝心だとわかりました。

 

内定がとれないと自分がとても価値がない人間のような気がしていました。

希望通りにいかなくてもどこかに就職できればこの苦しみから

逃れられるという思いでいっぱいでした。

 

ただ就職氷河期といっても内定をもらう人はたくさんいたので、

時代のせいにはできないし、自分の社会性のなさや能力のなさも十分に理解できました。

 

嫁のスペックだと現在の売り手市場でもきっと就職は難しかったはずです。

そんな中でも就職できずに焦っていた嫁を取ってくれた会社には今でもすごく感謝しています。

 

胸が痛くなる

就職氷河期世代の正規職が少ないというニュースが流れると、胸が痛くなります。

就職できずに自殺する人まで出てきたあの異常な時代。

新卒採用が当たり前の日本社会で新卒で就職できないつらさは

相当なものでした。

 

今考えると、新卒採用にこだわらなくてもいいし、企業も有名な所ばかりじゃなくて

色々見ておくことも必要だと思います。

パソコンやスマホですぐに情報が得られる時代になった今、

就職という道は新卒採用一つではないなと感じています。

当時はそこまで考えられませんでした。

堅実な人が多い

ただ、ひとつ思うのは就職難を経験した人に

老後破産は少ないのではないかということです。

社会や国に全く期待していないので、

しっかりと節約と貯金に励んでいるはずです。

非正規で年金が少ないという評論家がいますが、

そんなことは当の本人がもうわかってるでしょう。

正規の職につけたとしても社会保障費が増え続けて引かれる額も

年齢や給料に比例して上がっています。

手取り給料はずっと横ばいでこれからもそんなに上がることはないでしょう。

無理して高い買い物はしないし、身の丈にあった生活もしているはず。

老後破産という状況にはならないと勝手に思ってます。

 

就職難を経験した人々は結婚して子供を産んで車と家を購入するという

親世代が経験してきた人生のレールには簡単には乗らないのではないかと

思います。

 

でも怖いよね。

もし、また経済や日本の状況が変わってきたらどうなるんだろう。

就職氷河期世代はその会社の中での数が少ないので

上や下の世代との人数割合を考えると会社内での声が届きにくいのかと思います。

また社会状況に振り回されるんじゃないか心配してます。

 

数年後にまた大不況が起こってAIに仕事乗っ取られて、役に立たない年寄り社会人は

給料もらえなく時代になることも考えられます。

就職氷河期もまた起こる可能性も多いにあります。

 

なのでちゃんと仕事して自分の能力も高めて、厳しい時代にも生き残れるようにして

無駄遣いせずに貯金して、不測の事態に備えようと思う今日この頃です。

 

終わり

 

 

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