軍師官兵衛 中津の旅

黒田官兵衛

官兵衛がいた場所、中津

黒田官兵衛ゆかりの大分県中津の旅です。

中津へは長崎市から特急かもめに乗り、博多で大分行きの特急ソニックに乗り換えました。

片道約3時間半です。

九州内の移動ですが遠いです。

 

中津の有名なものは福沢諭吉唐揚げですが今回の目的は、官兵衛

画像は有限会社ホロニックフーズ様より

豊臣秀吉が九州平定したことで、官兵衛はその功により豊前国の一部を拝領します。
九州内の本当の安定はこれからです。いろんなところで反乱が起きます。

官兵衛の入った豊前でも旧領主宇都宮鎮房にその兆しがありました。

当初官兵衛は旧領主宇都宮鎮房の馬ヶ岳城(福岡県行橋市)を

居城としましたが、中津に移ります。

次は黒田家と宇都宮鎮房との戦いの跡が残る場所です。

合元寺

合元寺(通称:赤壁寺) 周辺は寺院が立ち並んでいますが、この赤さは異様な感じです。

宇都宮鎮房を中津場内に誘い込み討った黒田氏は、

合元寺に待機していた宇都宮の従臣たちもここで討ちました。

その時の寺に残った血が何度塗り替えても染み出てくることから遂に壁を赤で塗ったと言われています。

何とも恐ろしい…

中津城

中津城です。日本三大水城の一つです。

堀に海水を引いているので干満によってかわる水位が楽しめます。

石垣からはみ出すように建つ天守が美しい城です。

ここで、ぜひ見てもらいたい石垣があります。

城の北側にある石垣です。

写真のように右側が黒田時代の石垣、左側が細川時代の石垣です。

石の形が明らかに違います。

中津城は黒田、細川、小笠原、奥平と城主を変えていきます。

奥平家歴史資料館としての中津城

現在の中津城内は奥平家歴史資料館でもあります。

その展示物の中でもひときわ目を引くのは鳥居強右ェ門磔図です。

ふんどし姿の男の絵です。

何とも言えないおもしろい絵ですが、

鳥居強右ェ門は長篠の戦いで活躍した奥平家の家臣です。

中津から福岡へ

官兵衛及び長政親子は関ヶ原の戦いの功績よって筑前国52万石を拝領します。

そこで福岡の発展に力を注ぎます。

次回は黒田官兵衛ゆかりの地(福岡編)です。

 

終わり
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