信繁の焦る表情が面白い
今回は創作の面が多かったようです。
ドラマ的には非常に面白かったです。
何といってもタイトル通りに本音と建て前に信繁が困惑していたのが印象的でした。
ドラマでは信繁の前では真田討伐をしないようにふるまっていた秀吉でしたが実際は違っていました。
信繁は片桐且元(かたぎりかつもと)から、「秀吉は家康に対し真田討伐を許した」と聞き焦ります。
(片桐且元・・・賤ヶ岳の七本槍のひとり)
ドラマの中では秀吉は真田討伐を許していますが、
史実では家康が上洛して秀吉に許可を請うことを期待していたようです。
今回のタイトルである「表裏」ですが
真田昌幸(父親)のことを石田三成は書状で
「表裏比興の者(ひょうりひきょうのもの)」と表現しています。
(表裏比興の者・・・態度や去就をコロコロと替える者)
今回のドラマの中の表裏は秀吉の事を言っていたようです。
そして茶々(竹内結子)が何とも悩ましい行動をとっています。
あの上目遣いの表情が信繁を困らせていました。
茶々も「表裏」がありそうですね。
終わり