大家族石田さんチ 子ども達からの感謝状 2019

感想と覚書

2019年もこの番組を放送してくれました。

「大家族石田さんチ」

この日を1年間楽しみに待っていました。

2019年で密着して22年目だそうです。

2000年以降はほぼ毎年放送してくれています。

こんなに赤裸々な家族の姿を見せてくれる番組は他にありません。

※画像は日本テレビ様2019年5月16日放送「大家族 石田さんチ!」より引用

石田さんチの抱えている問題

石田さんチの家族が現在抱えている問題をざっと挙げてみると

・介護

・年金

・定年後の夫婦関係

・子どもの就職・結婚

などです。

日本のどの家族も悩んでいる問題に直面しています。

ここ数年はこれらの家族問題を中心に番組が進みます。

大家族の”わちゃわちゃ期”は過ぎ去った

末っ子の隼司君が専門学校を卒業して働きだしてから

石田家には次女の芽衣子さんしか残っていません。

しかもお母ちゃんは実母の介護で実家へ行っているようで

ずっと石田家にいる様子ではありません。

ほとんどお父ちゃんと芽衣子さんの二人暮らし状態です。

大家族でわちゃわちゃしていた時期はもう過ぎ去り

2019年現在の石田家は静かな家となっています。

子どもは多いけど、芽衣子さん以外は家を出て行っているので

少しさみしく感じます。

でも親離れ・子離れができていると思えばうまくいっている家族だ。

隼司君の就職問題

末っ子の隼司君の就職はまだ決まっていないようです。

この七男隼司君ですが、まだ23歳という若さなので、

人生に迷いまくっているようです。

こんな姿をテレビで放映されるのは嫌だろうな~。

でも私にもこんな時期があったな~と自分の思い出に浸ったり、

隼司君、いつかは仕事見つけてそこでさらに悩んでいくんだろうな~と

おせっかいな親戚のおばさんの目で見てしまいます。

とにかく何でもいいから仕事見つけてほしい。

隼司君はもう日本国民みんなの息子といっていいほどの存在です。

お父ちゃんは隼司君に「最初はつらいけどとことんやってみ」と言葉をかけます。

そうそう。最初は合わないと思いながら嫌々仕事していって、

失敗もたくさんしてそのうちやりがいとか見つけていくもんだよ。

お父ちゃんの言葉、隼司君に伝わるといいなあ。

子育て終了後の夫婦関係

今回の石田さんチの内容は主にお父ちゃんお母ちゃんの

夫婦関係に焦点が当てられていました。

お正月の家族の団らんの時にも顔を合わせない二人。

家庭に居場所がないお父ちゃんは子供たちの家を訪ね歩いていました。

私自身女なのでお母ちゃん目線で見てしまうのですが、

9人も子ども産んで育て終わったら、さらに介護もして定年後の夫の世話をしないと

いけないのかと思うとお母ちゃんとてもやるせない気持ちなんだろうな。

お父ちゃんは今まで仕事をがんばってきたことをすごく誇りに思っているようですが、

お母ちゃんも9人の子育てで相当な苦労をしているはずです。

お父ちゃん定年後は時間があるようですが、お母ちゃんと二人で過ごす時間はないようです。

う~ん仕事人間の夫と専業主婦だった妻が子育て終了してお互いに思いやる気持ちが

なくなるとこんな冷え切った夫婦になるんですね。

やさしい言葉かけてほしい

この夫婦、お互いにまったく優しい言葉言わないなあという印象です。

恥ずかしいのかもしれないけど、言葉とか態度で人間関係って変わるのになあ。

お父ちゃんもお母ちゃんも9人の子ども育て上げたすごい夫婦なんだから、

そこをお互いにねぎらって二人で第二の人生を歩んでほしいです。

子どもたちはお母ちゃんとの思い出を語るのであった

温泉旅行に来た石田家が両親に感謝の言葉を述べる場面です。

五男 元基さん

「母ちゃんにはお金の面とか生活の面とか大学の時にすごい助けてもらってた」

大学院まで進んだ元基さんが語ったのはお母ちゃんに対する子供時代の感謝。

七男 隼司さん

「小さい頃は母ちゃんから面倒みられた覚えしかない」

反抗期にお母ちゃんに面倒掛けたことを謝る隼司さん。

次女 芽衣子さん

「親父が私が大学行っているのが無駄だって私に言ったとき

オカンが初めて私の前で親父と私の前に出てきてかばってくれた」

芽衣子さんは大学時代や就職できなかった時代に

お母ちゃんに支えてもらったことを感謝していました。

子どもたちが父ではなく、ほぼお母ちゃんとの思い出を語る・・・

長い時間を過ごしてきたお母ちゃんの方に子どもたちが感謝するのは仕方ないかもしれません。

若かりし頃のお父ちゃん。

子どもにとってお父ちゃんはしかり役だったみたいです。

そして最後に長男の孝之さんが両親に述べる感謝の言葉。

さすが長男で、しかも子どもを持つ男性として

父親・母親どちらの苦労も理解した言葉が出てきている。

あの隼司さんが感動的な言葉を

番組の最後でテレビスタッフに感謝の言葉を述べる隼司さん。

スタッフや撮影に反抗していた隼司さんが感謝の言葉を言うなんて

ナレーションでも言っていたけど

    泣かせるね~。

こちらこそ成長する姿を見せてくれてありがとう。

温泉旅行での会話がきっかけになったかどうかわかりませんが、

最後のほうで仲の良いお父ちゃんとお母ちゃんの映像が出てきました。

このまま仲の良い夫婦に戻ってくれないかな。

最後に面白かった場面を

智広「自分はそこまで苦労をかけなかった人物ではないでしょうか?」

すかさずお母ちゃん「そんなことありません!」

家族みんな爆笑!!!!

智広「そうです?」

孝之「習字の時にビニール被ってたじゃねーか」

1997年の温泉旅行での智広さん。

温泉を口に含み弟にぶっかけようとするいたずらっ子です。

そして

1歳の隼司さん。歩き回って転ぶシーンがかわいい。

来年は「石田さんチ」見られるのかな。

終わり

タイトルとURLをコピーしました