大河ドラマ 光る君へ 10回目まで

感想と覚書

2024年1月から始まった

大河ドラマ 光る君!!!

紫式部を吉高由里子がやると知ってから今か今かと待っていましたよ。

人間的な魅力満載の吉高由里子がこじらせ紫式部の役を演じるなんて

面白くないわけがない!

こんな世界が何千年も前にあったのかと驚いた学生時代から数十年間、

楽しませてもらった源氏物語の世界をどんな感じで見せてくれるのかと興味深く待っておりました。

初回の視聴率が良くなかったのは残念ですが、平安好きドラマ好きの私は面白く見ています。

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平安時代っていいね

大河ドラマは男の人が見ると思っていませんか。

今回の「光る君」は戦いのシーンが少なく女性も楽しめる内容です。

大人気だった2008年の大河「篤姫」と同じく、女性の内面に迫るドラマです。

脚本は大石静さん、あまり脚本家の方を意識はしたことがないですが、今回の大河ドラマは出来事のちりばめ方や展開がうまくて飽きさせない内容です。人間模様の描き方が評判の脚本家さんのようです。

平安時代の史実に縛られていないので、現代が舞台のドラマと同じようにストレスなく見られます。

平安貴族の女性たちが集まって談笑するシーンなどは色とりどりの着物が華やかで見ごたえがあります。男性陣も貴族たちは色がきれいな衣装で登場しているので美しい映像が楽しめます。

インターネットの口コミで「藤原多すぎ」と言われているようですが、確かに人物の名称と顔と関係性がすぐに一致しません。インターネットで人物相関図を見ながら視聴しています。人物が映った時テロップ出すのは賛否両論あるのかな?

恋愛模様がこんなに描かれるとは

現在10回まで話が進んでいます。

10回目は身分の低いまひろ(紫式部・吉高由里子)と一緒にいるために道長が家を捨てるという、どこかの国の次男が実行したようなゴシップ的な展開でさらに濡れ場一歩手前の描写まで!!!!!

回が進むにつれこんなに恋愛要素満載のドラマだったの?と驚いています。

道長役の柄本佑(えもとたすく)との恋愛描写が毎回のように出てくるのは意外でした。

今のところ物語の本筋は道長の父の周りで進む政権争いですが、それに振り回される道長と

まひろが心を通わせる、横(サイド)のストーリーが面白いのです。

史実には残されていないであろう恋愛やそれにまつわる出来事の演出が多く、心理描写もたくさん描かれています。

心理描写が多いと物語(ストーリー)に深みが出てやはり面白いです。

脚本家が大石さんだからこそ描けるのでしょうね。

これからの展開が楽しみ

恋愛の描写も面白いですが、秋山竜次などお笑いの方達や本多力など個性派俳優も出ていて、内容にコメディ描写もあり面白いです。

主役の吉高由里子が演じるコメディ部分は、彼女の良い意味で軽い雰囲気と飾らない演技がとても合っていて毎回クスッと笑ってしまいます。

これまでの回では紫式部の執筆の様子についてまでは話が進んでいません。

これから紫式部のこじらせた苦悩が描かれて、物語世界へ向かうのでしょう。

こじらせた式部の内面やうまくいかない人間模様を吉高由里子が演じるのは、間違いなく面白そう。今からものすごく楽しみです!!!

大河で女性の苦悩を描くドラマはなかなかないと思うので、これからの展開に期待しています。

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